2013年6月24日月曜日

エアコンの室外機も気にかけて!

エアコンの室外機も気にかけて!

エアコンの電気代、気になりますよね。

家庭の中でも1番2番の電気代になりますもんね。

購入するときは省エネタイプを選び、使う時にも設定温度に気を使い、
使う時間をなるべく短く…
とまぁ、室内側に気を使う方は多いのですが。

ここでもう一つ、目のつけどころがあるのです。

それは、“室外機”です。

室外機についての省エネを考える方…あまりいないみたいです。
だからこそ、書くことにしました。

家電メーカーも、家電量販店の販売員も、室外機についてはあまり語りません。
とても大事なところなんですが…。


さて、室外機から考える節電とは…

①室外機に直射日光があたっている場合は
冷房時は日よけ対策をしましょう。

暖房時は、節電の観点からはその必要はありませんが、
直射日光の影響による平年劣化を気にするなら日よけはあったほうがいいと思います。

昔、冷房専用のエアコンの場合は、冬になると室外機にカバーをかけたものです。

②室外機の吹き出し口を物を置いてふさがないようにしましよう。
コレは、冷房、暖房時どちらの場合も注意してほしいところです。

2013年6月20日木曜日

省エネエアコンを比較する~APF編

省エネエアコンを比較する~APF編

エアコンの購入時に、省エネ性能を比較する方がとても多いです。
家電量販店では、性能をしっかりと記載されていて比較しやすくなっています。

冷房性能、暖房性能、消費電力などが記載されているのは当たり前ですが、
エアコンの基本性能のひとつでAPFが記載されているのを見たことはありますか?
このAPFという数値が大きい程、省エネ性能が高いということになります。
APF 5.7 とか、APF 6.3 というように表現します。

この2つの数値がどのくらいの性能差があるかというと、
わかりやすくするために、電気ストーブの熱量で説明します。

電気ストーブの場合、
1の電気を使って、1の熱量が発生します。これが、APF1.0ということです。
APF5.7の場合は、同じ1の電気を使った場合、5.7の熱量が発生します。
同様に、APF6.3の場合は、6.3の熱量が発生することになります。
APF6.3とAPF5.7 の差が、0.6ということは、
600Wの電気ストーブ 1台分の熱量の差があるということになります。


どうでしょう。
随分と大きな差であることがわかると思います。
このように、省エネエアコンを比較する時には、
“APF”といった数値を確認することを忘れないようにして下さい。

2013年6月16日日曜日

東芝エアコンの45W運転とは…

東芝から販売されているエアコンの高級機種に搭載されている機能の一つで、
最小運転能力時の消費電力が45Wであることを指しています。
デュアルコンプレッサーの搭載機種が対応しています。

この運転が実現するのは、部屋の温度が設定温度に達したあと、
その設定温度を維持するために、そのエアコンの最小運転能力で可能な場合です。

一般的なエアコンでは設定温度を維持するために、
コンプレッサーの運転を入れたり切ったりしながらコントロールしています。

それに対して、コンプレッサーを止めずに能力を下げて運転できることは、
コンプレッサーの運転が入るときの起動電流を節約できます。

結果大幅な電気の節約につながっているのです。

2013年6月12日水曜日

エアコン機能比較(温度設定は一℃刻み?)

エアコン機能比較(温度設定は一℃刻み?)
エアコンを比較するときに、温度設定を考えてみたことありますか?

一般の方はもちろん、販売員の方も殆どないかもしれません。

先日、お客様から質問がありました。
それは、
”エアコンを買い換えたいのだけれど、自分にぴったりの温度に設定できるエアコンはどれ?”
というものでした。

一般のエアコンの温度設定は、一℃刻みになっています。
これだと嫌だというのです。

さまざまなメーカーがエアコンを作っている中、0.5℃刻みで温度設定できる機種を生産しているのが東芝です。

温度設定が0.5℃刻みなのできめ細かく設定できることから、自分にぴったりの設定ができます。

こんな機能にも目を配って作られているところが嬉しいですね。

2013年6月8日土曜日

エアコン除湿運転の比較と評価

エアコンの運転モードに除湿運転があります。
その名のとおり、部屋の湿気を取り除く運転モードですね。

この除湿運転には、2つの方式があります。

①普通の除湿運転~弱い冷房運転で除湿に代用としているもので、
 湿気も取れますが、同時に室温も下がってしまいます。

②再熱除湿運転~普通の除湿運転を改良したもので、
 室温を下げないように吹き出す空気を暖めているもの。
 湿気をしっかりと取り、室温を下げてしまわないので快適です。
 さらに、東芝の一部の機種では、再熱除湿運転時にも、
 0.5℃刻みで室温設定できます。
 なので、とても快適に過ごせます。


◆東芝エアコンEDRの再熱除湿のポイント

2013年5月時点では、東芝の大清快シリーズEDRが、除湿効率としてトップなんだそうです。
この場合の除湿効率とは、一定時間で取れる湿気の量ではなく、
一定の電気で計った場合、一番多くの湿気を取ることが出来るということです。

つまり、同じ湿気を取り除くなら、一番電気代がかからないということ。

その除湿能力は、普通の除湿の3倍の効率になります。

再熱除湿運転時にも、0.5℃刻みで室温設定できます。

2013年6月4日火曜日

エアコンを使うときのポイント!

関東地方では、2013年5月30日に梅雨に入りました。

梅雨になるとお部屋の中がジメジメしてしまうので、
エアコンの除湿機能を使いたくなります。

梅雨の時期にエアコンを使うのは、
先ほども書きましたが除湿をしたりするときや
洗濯物を部屋干しするときにも使いますね。

ランドリーモードなどを搭載している機種なら、有効に活用しましょう。


◆エアコン販売員の方にワンポイント
梅雨に入りました。
梅雨は不快感だけでは無く、カビなどの繁殖が高まる時期です。
東芝エアコンEDRシリーズの再熱除湿は、
除湿効率No.1 (省エネでたくさん除湿)です。
更に、ピコイオン除菌でカビなどの繁殖を妨げるので、是非ともお客様 へおすすめください。

2013年6月2日日曜日

エアコン 今では良い技術でも売れない?!

2013年夏・・・この記事を書いていますが、
東芝エアコンの省エネ技術(=デュアルコンプレッサー)が、
幾分評価されるようになってきているものの・・・

こうしたユーザーにとっても環境にとっても良い技術が“売れる”とは限らないのです。

広告をはじめ社会への露出度やら口コミやら・・・さまざまな要素はあるものの、
技術がすばらしいから“買う”につながるわけではないのです。

一般のユーザーは、自分にとっての優位性が一番なのですからね。

では、この東芝エアコンの省エネ技術(=デュアルコンプレッサー)は、
ユーザーにとってメリットはどのくらいあるのでしょうか?

というより下記のようなユーザーに向いているのです。
①電気代をとにかく安く抑えたい。
②温度変化の少ない冷房暖房がしたい。
③高気密住宅にすんでいる。
④長時間使うことが多い。
⑤人の出入りが少ない部屋で使う。
⑥夜間の使用が多い。

逆に、向かない(というか、メリットが少ない)場合は・・・
①電気代は気にしない。買う時の価格優先。
②隙間の多い住宅。
③短時間の使用
④人の出入りが多い。
⑤日中の日差しが差し込むような環境で、日中しか使わない。
などが考えられます。

低能力時運転がされない環境で使いたい場合は、
メリットが感じられにくいということになります。

2013年5月31日金曜日

一般的なエアコンに、高性能フィルターが使えないのはなぜ…?

一般的なエアコンの空気清浄フィルターに、
高性能のフィルターが使えないのはどういうこと?!

エアコンは、とても大きな風量が必要になるため、
一般的なエアコンについている集塵フィルターには
高性能のフィルターが使用できないんです。


なぜなら、高性能のフィルターは通風抵抗となってしまうためです。


そのため高性能のフィルターを使ったとしても、
フィルターを通過しない経路で大部分の空気が流れてしまいます。

したがって、一般的なエアコンに採用されている集塵フィルターでは
PM2.5はキャッチできません。

空気清浄機能を重視するなら、
電気集塵方式を採用しているタイプを選びましょう。

2013年5月30日木曜日

エアコン、空気清浄機能~その違いとは・・・?

エアコンの空気清浄機能に限らず、
空気清浄機能には大きく分けて2つの方式があります。

①電気集塵式・・・ゴミやチリに対して電気的に帯電させ、
その電荷と反対の極の集塵板で帯電したゴミやチリを吸着除去するので、
微細なゴミやチリまで除去できる性能があります。

②フィルター式・・・きめ細かいフィルターで空気をろ過するもので、
どのくらい微細なゴミやチリが除去できるかは、
そのきめの細かさや静電気性能に左右されます。

◆2013年4月時点では…
東芝エアコン”大清快シリーズ”だけが①の方式、
電気集塵式を採用しています。
PM2.5と呼ばれる微細なチリに対しても効果が確認されています。

*PM2.5 とは、2.5μm以下の微小粒子状物質の総称です。

プラズマ空清運転時、
0.3~2.0μmの微粒子の捕獲が確認されています。

2013年5月29日水曜日

東芝エアコンの空気清浄機能はPM2.5に対応している

東芝エアコン大清快シリーズの空気清浄機能は、PM2.5に対応しています。

東芝エアコンの空気清浄機の性能の実証ができました。


◆プラズマ空気清浄運転時
0.3~2.0μmの微粒子を捕獲可能
 ※0.3μm未満の微小粒子状物質については、
  除去の確認ができていません。
  また、空気中の有害物質すべてを除去できるものではありません。

 ※28㎥の密閉空間で、
  タバコ5本の煙で部屋に充満させ、
  「空清急速」で運転し、粉塵濃度と粒子数を測定した結果…
  0.3μmは粉塵濃度計、
  1.0、2.0μmは、パーティカルカウンターで測定。
  30分で60%、60分で80%捕獲することを確認(東芝調査)。


実使用空間での実証結果ではありません。
電気集じん方式「プラズマ空清」で「PM2.5」への対応。

※PM2.5とは2.5μm以下の微小粒子状物質の総称です。

「プラズマ空清」は、東芝“大清快”シリーズ 全ての機種に搭載されています。

2013年5月25日土曜日

東芝エアコンだけがPM2.5に対応している理由

東芝エアコン大清快だけが、PM2.5に対応できるワケ。
それは、空気清浄機能に、電気集塵式を使っているからなんです。

他社製のエアコンは 空気清浄機能がついていますが、
フィルター式のため PM2.5 の大きさの粒子を捕獲することが出来ません。

電気集塵式だと、ホコリやチリを帯電させ、
それを、反対の電荷をおびた熱交換機で吸着します。

このように、微細のチリに対しても、帯電と吸着といったことをすることで、
効果的に室内の空気をさわやかにする事ができるんです。

2013年5月3日金曜日

エアコンの空気清浄機能を評価してみる。

エアコン、空気清浄機能で一番Goodなのは?

今年の春からPM2.5についての報道が多くなりました。
そのため、エアコンもPM2.5に対する性能が言われ始めてきています。

今のところPM2.5に対応しているのは、
東芝エアコン”大清快シリーズ”だけです。
電気集塵式空気清浄機が内蔵されているためにPM2.5も除去できるのです。


●東芝エアコン”大清快シリーズ”の空気清浄機能のポイント!

   JEM空気清浄性能の測定条件の一つ、
   タバコの煙の粒子径(0.01~1μm)で性能を評価して、
   集塵効率が高いことがわかってきています。
   PM2.5(2.5μm以下)の粒子の大きさはタバコの煙と同じレベルの大きさなので、
   90%以上の効率で熱交換器に吸着しますし、
   吸着した塵は、ドレン水によって屋外へ排出されます。

一般的に使われているエアフィルター(100μm~のメッシュ)は、
空気中のホコリやチリを集塵するもので、
PM2.5はもっと粒子が細かいのでエアフィルターを通過するため捕集できません。
また、放出イオン(ピコイオンやナノイー等)は、
エアコンから室内にイオンを放出するので、PM2.5は捕集できません。

2013年4月9日火曜日

エアコンの比較~自動清掃機能

エアコンを比較するとき、省エネ機能の次に自動清掃機能を比較する方が多いようです。

エアコンの自動清掃機能を比較するときは、
以下の3つのポイントをおさえておくとGoodです。

・フィルター
・室内機内部
・熱交換器


フィルターは自動清掃できますが、
フィルターだけ自動清掃でも、
室内機内部や熱交換器が汚れてしまっていては、
省エネ性や清潔度に問題がでてきてしまいます。

次に…
室内機内部は手が届かないのでお手入れをするのは難しいです。
なのでイオンを使ってカビの発生をおさえるタイプのエアコンをオススメします。
パナソニック…ナノイー
東芝…ピコイオン
シャープ…プラズマクラスター
という感じでそれぞれ呼び方は違いますが、どれもイオン効果を使った機能です。

最後に…
室内機内部にある熱交換器。
フィルターのうしろに薄いアルミ板があります。
これが、冷たくなると冷房に、熱くなると暖房に、ということです。
アルミ板の隙間を空気が通るときに、
空気が冷やされると冷風、暖められると温風が吹き出すという仕組みになっているんです。
自分でこれを掃除しようと思っても、これまた難しいんです。
ひどく汚れた場合は、業者の方にお願いした方が良いと思います。
しかし業者の方に頼むと、5千円~1万円位はするはずです。


こういったさまざまな問題を抱える熱交換器を、
自動でお掃除してくれるタイブのエアコンは東芝から発売されています。
熱交換器のアルミ板の表面に特殊コーティングをして、
結露した水が、アルミ板表面を流れるのを利用しています。
ということは、汚れも一緒に流しさってくれるということです。

エアコンの自動清掃機能、
フィルター以外の室内機内部や熱交換器の自動清掃も注目されていい部分なんですけどね…。

2013年4月1日月曜日

エアコンの基礎知識

エアコンを選ぶとき消費電力をいかにを抑えられるかが
ひとつのポイントになるのではないでしょうか。

まずは、エアコンがどのような仕組みで動き、
どういった部分で電力を消費しているのかを知っておきましょう。

エアコンは圧縮機の構造を変えて物理的な効率を上げた「ヒートポンプ」によって、
部屋の中の空気を冷やしたり、温めたりしています。
ヒートポンプというのは、
冷媒と空気の間で熱をやり取りさせる「熱交換器」、
冷媒を圧縮するための「圧縮機」、
圧縮機を動かす「モーター」、
モーターを効率的に動かすための「インバーター」
の4つからできでいます。
モーターで圧縮機を稼働し、
室内から室外へと熱(ヒート)をポンプのように汲み上げ、
排出することで、部屋の中の空気を冷やしているのです。

ということは…

エアコンの心臓部分は圧縮機とモーター
ということになりますね。