エアコンの省エネを考える場合、最小運転能力が重要であることを昨日書きましたが、
今日はもう少し詳しく書いてみたいと思います。
エアコンの場合、カタログなどに運転能力の記載ありますね。
最小運転能力から最大運転能力の数字が書かれていることと思います。
その際の左側に書かれている数値が最終運転能力になります。
この数値が 小さいほど 省エネに貢献することができるのです。
特に、高気密住宅とか人の出入りが少ない場合に効果があります。
つまり、設定温度になった後、コンプレッサーの運転がオンとオフを繰り返さないほど省エネに効果があるということです。
エアコンが電気を一番使うのは、起動電力といって コンプレッサーが運転を始める場合になります。
車の場合でもそうですね。発進するときは アクセルを踏み込みますよね。そしてその時にガソリンを多く使ってしまうわけです。
これと同じ事がエアコンのコンプレッサーでも起きているのです。
エアコンは設定温度になった後、冷やす必要がない、もしくは温める必要がないと判断すると、コンプレッサーの運転を一時的に止めます。
止まったコンプレッサーは、設定温度から離れた場合、運転を始めなければいけません。
その時に大きな電気を使ってしまいます。
それなら、コンプレッサーを止めなければいいのですが、設定温度を維持するためには、できるだけ小さな運転をしなければいけませんね。
これが出来るか出来ないかに、大きな機能の差があることになります。
コンプレッサーの運転を止めずに、設定温度を維持し続けるだけの小さな運転が必要になります。
この運転が、最小運転能力をどのくらいにできるか ということです。
いかがですかイメージしていただけましたでしょうか?
いかに最小運転能力が省エネに対して有効かを分かっていただけたことと思います。
最後にもう一度復習です。
エアコンの省エネを考える場合、最小運転能力が 小さいものをえらぼう
。
この省エネの考え方が特に効果が発揮されるのは、
高気密住宅と人の出入りが少ない場合がになります。
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